残念なことです。永遠に続くと思っていたアクションスター、ジャッキー・チェン(63歳)が、近々アクションから引退する意向を明らかにしました。
ジャッキー、新たな道を切り開くことを決断!
出典;http://news.nicovideo.jp/watch/nw3
アクションスターとして50年以上に渡って活躍してきたジャッキーは、その大胆なスタントや見事な振り付けの格闘シーンの数々で愛されてきましたね。
アクションの中にも、おちゃめなジャッキーがいたりして…
しかし、ジャッキーも次の大台は70歳。
ジャッキーとはいえ、これ以上体に無理をさせることは出来ないということらしいです。
それで、ジャッキーは俳優として新たな道を切り開くことにしました。
米版GQ誌とのインタビューの中でジャッキーはこう語っています。
「自分がもう若くないことは分かってる。『ラッシュアワー』を1、2、3、4、5なんて続けていないさ。映画界でそれが続けていけなくなるなら、変化が必要となる。そうでなきゃ、消え去ってしまうだけだろ。」
続けて、
「日本でも韓国でも、アメリカでも中国でも、香港でだってよく目にすることさ。何人のアクションスターが姿を消した?残っているのはごくわずかだよ」
彼自身が一番、現実をよく分かっているようですね。
ジャッキー・チェン、俳優としての岐路…
Get a Dream by ジャッキー・チェン
出典;https://pickup.cinemacafe.net/articles/1077
ジャッキーはアクションスターとしての夢をかなえるため、駆け出しの頃には辛いトレーニングの数々をこなし、毎日特訓をしていたのでした。
「毎朝5時起きだった。それで夕方の5時までトレーニングしていたよ。靴を脱ぐことはなかったね。そんな暇はなかったんだ。辛いトレーニングだった。すごくね。」
また、
「何時間にもわたって何千というパンチを繰り出し、500回くらいキックする。パン、パン、パン、パンってやって振り返ってキックを100回。左も100回ってね」
と当時を振り返えります。
まさに、サクセスまでの惜しみない努力です。
また、カンフーとハプキドーの訓練を受けたジャッキーは、最近のハリウッドが俳優に役作りのトレーニングをさせるのではなく、スタントダブルや特殊効果に頼っていることを嘆きました。
ジャッキーの嘆き、
「新しいアクションスター達は戦い方を知らないんだ。特殊効果を使えるからね。スパイダーマンとか見てごらんよ。誰だってスパイダーマンになれるんだ」
さらに
「僕のチームのメンバーの1人がワンダーウーマンのダブルを務めたんだけど。パン、パン、パン、パンってやったら本人(ガル・ガドット)が帰ってきて、かわいらしく、ただそこに立っているだけなんだ。簡単だよね」
自分とは全く違うよ!という主張と思われます。
実際、ジャッキーがやってきたリアルなアクションと比べ物には、ならないでしょうね。
その一方でジャッキーは、「ラッシュアワー」新シリーズの企画が現在進行中であることを、San Francisco ChronicleのFacebook Liveに出演した際に明らかにしています。
近々、今までのようなジャッキーの激しいアクション演技は見られなくなりますが、今後のジャッキーがどのように変わっていくのか見守りたいですね。