満員電車で「痴漢！」と言われること。
男性だったら、いつか、わが身に起こることかも…
他人事ではない！
線路内に逃走、命を落とした男性の悲劇
出典；http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51843?page=2
「この人、痴漢です」全く身に覚えのないことなのに、電車の中でいきなり言われたら、あなただったら、どうしますか？
最近、「痴漢」と呼ばれて線路内に逃走する事件が多発していますね。
５月１５日午後８時２０分頃に最悪のことが起こってしまたのです。
神奈川県横浜市青葉区の東急田園都市線青葉台駅で、３４歳の男性が線路内に逃走して電車に轢かれて死亡してしまいました。
彼は、「俺、じゃない！」
必死の彼の叫び声がプラットホームに響きわたります。
彼は線路に飛び降りて走り出して、１５mほど走り、悲劇が起こってしまいます。
「ワー！」「キャー！」
悲鳴が一斉に上がり、それと同時に下りホームへ進入してきた電車の警笛とブレーキ音のキィーという音が、けたたましく鳴り響きます。
上り線ホームの車両も運行を停止し、駅構内は一気に騒然とした雰囲気に包まれてしまいました。
これは、帰宅時間で混みあうさなかでの、痴漢を疑われた挙げ句の悲劇です。
「すみません」が命取りに…
ドア付近に立っていた３０代女性は、
「腰の右後ろ辺りに触られたようなゴソゴソした違和感があった」
と、振り返ったところ、後ろに立っていた男性がこうつぶやいた、と言います。
「すいません」
この一言で彼女は確信をしました。 犯人だ！！
周りの男性客とともに彼を取り押さえて、青葉台駅で降りたのです。
女性はすぐさまホーム上に設置されたインターホンを押し、「ちょっと来てください」と駅員を呼びました。
駅員が彼に、こう話しかけてから状況は一変します。
「駅員室のほうでお話を聞きますので、行きませんか」
彼は「俺じゃない！」と叫んで、駅員の制止を振り切って、線路に飛び降りたのです。
青葉台駅にはホームドアは設置されていなかったので、そこに、後発の電車が駅に入ってきて……。
大悲劇、勃発！！
男性はホーム上へ運ばれると、１０分ほど心臓マッサージを受けた後、担架に乗せられて運ばれていきました」（前出・目撃者）
およそ１時間半後、男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
出典；http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51843?page=2
疑われたら、どうする？
彼が本当に「痴漢」行為をしたのかどうか、真意は今では不明です。
被害を訴えていた女性も死亡事故になってしまったことに困惑していると聞いています」（全国紙支局記者）
それはそうですよね。
死亡事故になってしまうと、被害者の女性も居たたまれない気持ちでしょう。
では、このような悲劇が起らない為にも、身に覚えがないのに「痴漢」を疑われた男性はどうすればいいのでしょうか。
まずは、簡単に「すみません」と言わないことですね。
だって本当にやっていないのですから…
次に、パニックになって逃げださないことです。
それも、特に線路内には絶対です。
いざ自分がその立場になったら… と思うと、決してこれは他人事ではないですね。
やっていないのだったら、正々堂々としていることが一番でしょう。