衝撃的なニュースが入ってきました。
医師でもある新潟市の老人ホームの施設長が、医療資格がない職員に、点滴の注射針を抜くなどの医療行為をさせた疑いで逮捕されました。
医師法違反の疑いで逮捕されたのは、新潟市西区の医師・里方一郎容疑者(63)です。
事件の詳細や動機、その住宅型有料老人ホームの場所や経営内容などを見ていきましょう。
事件の概要
信頼をしたから、多くのお年寄りが入居する住宅型有料老人ホームで恐ろしい行為が行われていました。。
里方容疑者は、自らが施設長を務める住宅型有料老人ホーム「鳥屋野の里」で2016年10月、医師や看護師の免許がない女性職員と共謀し、この職員に70歳代の入所者から点滴の針を抜く医療行為をさせた疑いが持たれている。
また、別の女性職員に、必要な講習を受けていないのに入所者のたんを吸引させたり、チューブで栄養剤を注入させたりした疑いも持たれている。
お年寄りを相手に考えられない行為です。
警察の調べに、里方容疑者は「指示してやらせた記憶はある」と述べている。
里方容疑者自身も医師でありながら、曖昧な供述です。
死亡者がいなかったことが幸いです。
里方容疑者のプロフィール
名前:里方 一郎(さとかた いちろう)
年齢:63歳
職業:住宅型有料老人ホーム「鳥屋野(とやの)の里」理事、医師
住所:新潟県新潟市中央区長潟1204番地1
現段階でわかっている里方容疑者の情報です。
詳しい情報が入り次第、追記していきます。
里方容疑者の顔画像やSNSは?
里方容疑者の顔画像はメディで公開されています。
普通に63歳のオッサンというイメージですね。
里方一郎でSNSのアカウントを調査しましたが、存在していませんでした。
個人的にSNSのアカウントは持っていないようです。
新し情報が入り次第、追記していきます。
里方容疑者の動機は?
里方容疑者がどうして医療資格がない職員に、このようなことをさせたのか、知りたくなります。
今の段階では、里方容疑者の動機ははっきりとわかっていません。
おそらく医療資格のある人材を雇うと人件費がかかるので、人件費削減のためにやったのではないかと推測されます。
または、人手不足?
詳しい動機が分かり次第、追記していきます。
「鳥屋野(とやの)の里」場所と経営内容は?
正面からは
全体的には
60歳以上の方が入居されている施設です。
部屋数は41室。
理事長は、医療法人社団 愛敬会 理事長(医師) 里方 美智子と記載されています。
美智子さんとは、里方容疑者の奥様でしょうか?
夫婦で経営に携わっていたと考えられます。
また住宅型有料老人ホーム「鳥屋野(とやの)の里」のホームページを調査した結果、存在しました。
興味のある方はこちらからどうぞ。
「いつでも安心して医療・介護が受けられます。」と記載されています。
無資格の人間に医療行為をさせておいて、どこが安心して!といいたくなりますね。
平成26年に設立されているのですが、入居者募集中ということは満室になっていないのでしょうか。
もしかすると、苦しい経営状況だったかも?
ネットの反応
ネット上では様々な意見がでています。
■確かに問題行為ではありますが、この方が医師であることを考えると、深刻と言えるほどではないのでは。
むしろ介護現場の過酷な状況の方に目を向けるべきではないでしょうか。
この場合、介護保険からの給付と費用の関係と、人手不足の深刻さの問題があったのではないでしょうか。■他でもやってることかもね。
必要なら介護職員にも一部の医療行為を認めても良いのでは?
医師の監視の下で全ての責任は医師にあるとすれば良いのでは?■注射針を抜くのはどうかと思いますけど、吸引とか栄養って家族もします
今は研修とかすればできます
そういう制度に補助を出すとかしてもらいたいです
施設の看護師は募集しても来ないし、人不足なんですから■他の施設への見せしめだね。
■資格の中身にもよりますが、研修費用が20万円ほどしますから、無資格でやらせている施設はまだまだあるでしょう。
ネットでは不思議な感じがしますが、里方容疑者に好意的な意見が多いようです。
まとめ
老人大国の日本において、このような問題はこれからも繰り返されることでしょう。
需要と供給が間に合わないがために起こった事件のような気がします。
ただ理由が人件費削減や人手不足にしても、入居料をいただいているのですからビジネスとして最高のサービスをするべきでしょう。
里方容疑者は医師でありながら経営者なのです。
今後は里方容疑者には、入居者の方々の安全、安心のために全力を尽くしていただきたいです。