父親殺しのニュースが入ってきました。
それも父親は福島・郡山市では避妊治療で有名な「乾マタニティクリニック」の院長、乾 裕昭さん(69)です。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、息子で自称、郡山市の無職・乾 誠悟容疑者(34)。
事件の詳細や誠悟容疑者のSNS、動機、事件現場、医者家族の悲劇などを見ていきましょう。
事件の概要
この医者家族にいったい何が起きたのでしょうか。
警察によると、乾容疑者は12日夕方、「乾マタニティクリニック」の3階の自宅で、院長で父親の裕昭さん(69)の首を絞めて殺害しようとした疑いが持たれている。
乾容疑者は、通報で駆けつけた警察官にその場で逮捕されたが、裕昭さんは、まもなく死亡した。
事件が発覚したのは、母親の「息子が夫の首をしめた」という110番への通報からでした。
乾容疑者は、通報で駆けつけた警察官にその場で逮捕されたが、裕昭さんは、まもなく死亡した。
突然の出来事だったのか、それとも父親殺害の兆候はあったのでしょうか?
乾容疑者は、「俺が殺した」などと容疑を認めていて、警察では、容疑を「殺人」に切り替えて、くわしい動機や経緯を調べている。
誠悟容疑者は容疑を認めています。
また近所の住民は、
「不妊治療とかでは有名だったので、びっくりした」と話した。
ということです。
福島県・郡山市では不妊治療で有名だった「乾マタニティクリニック」。
周囲の住人たちは、突然の悲惨な事件に驚きを隠せないようです。
誠悟容疑者のプロフィール
名前:乾 誠悟(いぬい せいご)
年齢:34歳
住所:福島県郡山市並木3-5-18 「乾マタニティクリニック」内
職業:無職
現段階でわかっている誠悟容疑者の情報です。
「乾マタニティクリニック」は自宅と兼用となっていて、誠悟容疑者も同居していたということなので独身だと思います。
新しい情報が入り次第、追記していきます。
殺害された裕昭さんのプロフィール
名前:乾 裕昭(いぬい ひろあき)
年齢:69歳
住所:福島県郡山市並木3-5-18 「乾マタニティクリニック」内
職業:「乾マタニティクリニック」院長
出身地:静岡県
裕昭さんの顔画像は「乾マタニティクリニック」のホームページで公開されているので紹介します。
<裕昭さんの顔画像>
温和で優しい感じの方ですね。
<経歴>
昭和51年 東京慈恵医科大学卒業
昭和61年 東京慈恵医科大学婦人科講師
昭和63年 (医)慈恵会乾マタニティクリニック開設
<肩書>
-
- 医学博士
- 日本産婦人科学会専門医
- 日本臨床細胞学会指導医
- 国際細胞学会指導医
- ソフロロジー分娩法上級指導医
- 日本不妊学会会員
- 日本受精着床学会会員
- 日本臨床細胞学会功労会員
たくさんの肩書を持っていますね。
また、ホームページの院長の自己紹介では
「静岡県清水出身で、明るい性格です。次郎長のように、世のため人のためとなるため医者になりました。特に女性の味方として、お産と不妊研究に全力投球していきます。」
と医療に対しての意気込みを語っています。
特に卵巣がんの研究や不妊症の治療などに尽力していたといいます。
裕昭さんは、研究熱心で勤勉な医師だったようです。
興味のある方は「乾マタニティクリニック」ホームページをどうぞ。
誠悟容疑者の顔画像やSNSは?
現段階では誠悟容疑者の顔画像はメディアで公開されていません。
送検される際に公開される可能性があると思います。
ネット上では誠悟容疑者のSNSに注目が集まっているようです。
乾 誠悟でSNSのアカウントを調査したところ、同姓同名の方はいましたが本人と特定できませんでした。
気になる方はこちらからどうぞ。
年齢からするとSNSのアカウントを持っていてもおかしくないのですが、興味がなかったのかもしれません。
新しい情報が入り次第、追記していきます。
誠悟容疑者の動機は?
今の段階では誠悟容疑者のはっきりとした父親の殺害動機は、捜査中ということもありわかっていません。
推測して考えると
①家庭内で親子のトラブルがあった
②誠悟容疑者には精神的問題があった
この2点になると思います。
①に関しては誠悟容疑者は医者の息子でありながら34歳で無職。
また殺害前には、親子でもめていたということから、
無職であることを父親である裕昭さんから改善するように言われ爆発しての殺害。
②に関してはやはり無職ということなので、そううつ病などの精神問題を持っていて突発的に殺害。
と考えられますが実際はどうだったのでしょうか。
誠悟容疑者の動機には、医者家族だからこその悲劇があったのでは?
父親は地元でも避妊治療で有名で格式ある医者。
誠悟容疑者は34歳になっても無職、いわゆるプーたろう。
医者の子供は医者を目指すことが多いですよね。
誠悟容疑者も過去は医者を目指していたのかもしれません。
医者になれなかったプレッシャー、重圧などからの落ちこぼれ感が強かったのではないでしょうか。
動機に関しては、親子トラブルの可能性が強いと思われます。
まさに医者家族の悲劇から起きた殺人事件ではないかと推理します。
その時、110番に通報した妻であり母親は、どうしていたのでしょう?
おそらく男同士の争いに、なにもできなかったのでしょうね。
詳しい動機に関しての情報が入り次第、追記していきます。
<追記>
動機が判明しました。
誠悟容疑者の動機は、
「定職に就かないことを父親に指摘され、腹が立った」
と突発的だったことがわかりました。
また誠悟容疑者は同居していたのではなく、帰省して事件を起こしたということです。
34歳で無職。
親元を離れて生活していたということは、父親である裕昭さんの世話になっていたということでしょう。
裕昭さんも一言、二言、言いたくなりますよね。
それが殺されるとは思っていなかったと思いますが。
さらに新しい情報が入り次第、追記していきます。
犯行現場
「乾マタニティクリニック」は4階建てで、1・2階が病院、3・4階が自宅となっています。
事件現場は3階の自宅で起きたと報道されています。
どうやら建物は、2棟あるようです。
地域の方々からは評判も良く、高い評価を頂いていた病院です。
まさか息子に院長である乾 裕昭さんが殺されるとは、誰も想像していなかったでしょう。
ネットの反応
ネット上では様々な意見がでています。
■医者の親子間での殺人事件って、結構あったような気がする。親が医者で、その子供が医者になれなかったケースに多いのでは。
■ただの無職でも大変というのに、医者の開業医の息子となれば…
今までのプレッシャーとかいろんな感情が表に出てしまったのかなぁ■不妊治療で有名で、遠方から通院されている方もいる。実績もあるし、こんな形で先生を失うのは社会の損失。
34歳なら、医者にならなくても、健康なら実家を出て働け!
なんて事をしてくれたんだって話。
Twitterでは
乾マタニティクリニックの乾裕昭院長(69)を殺害した息子の乾誠悟容疑者(34)を逮捕 「俺が殺した」 福島県郡山市
よくある寄生虫が宿主を殺した事件やけど、親が医者で子供が無職やったら更に肩身が狭かったやろな。
ちゅうか …https://t.co/mvsoPem7rv pic.twitter.com/WOTF4FJI2F— ぶんぐ (@bungu42) 2019年1月12日
乾マタニティクリニック 院長が息子に殺された。
これが最後だと信じて、通院していた患者さんも多いハズ。かわいそうだよ。やっぱり、息子に医者になれ!って押し付けたのが原因だよね・・・https://t.co/HCoNkX5TvQ
こんな最期、悲しすぎる。
— maya ma(治療中・・・) (@change2018mama) 2019年1月13日
ネット上でも親子間でのトラブルが原因という意見が多いようです。
まとめ
父親である裕昭さんを殺したい!という気持ちを誠悟容疑者は、日頃から持っていたのかもしれません。
医者は簡単にはなれない職業。
日々、重圧がかかっていたのでしょう。
しかしどんな理由があったとしても殺人はいけません。
誠悟容疑者には刑に服し、自分に負けない強い人間になってもらいたいですね。
名医がこの世から一人、いなくなったことが残念です。
亡くなられた乾 裕昭さんのご冥福をお祈りいたします。