衝撃的なニュースが入ってきました。
東京都内に住む70代の男性は10代の時に強制的に不妊手術を受けさせられていたのです。
そして、25日会見を開きました。
「自分の人生を返してほしい」…
会見の内容
これは、人の人生を大きく左右してしまう問題でしょう。
旧優生保護法では、障害などを理由に本人の同意なしで強制的に不妊手術をすることが認められていました。東京都内に住む70代の男性は10代の時に強制的に不妊手術を受けさせられたとして来月、国を相手取って東京地裁に訴えを起こす予定です。
このようなことが、1948年から96年まで半世紀近く続いていた旧優生保護法とは?信じがたいです。
不妊手術を受けさせられた男性:「何でこんな手術をされなければいけないのか。自分の人生を返して下さい」
男性に障害はなく、代理人弁護士は「法律が拡大解釈され、対象者を厳選しなかったのではないか」としています。旧優生保護法を巡っては、宮城県の60代の女性も国を相手取ってすでに提訴しています。
国を守ろうとすることが、個人の人生を大きく変えてしまうことになってしまったのかもしれません。
男性の顔画像は?
70代の男性は会見は、顔は非公開で行いました。
この問題は、個人の生活にかなり影響することなので仕方ないことでしょう。
旧優生保護法とは?
出典;https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13181231993
優生保護法は1948年にできた法律で、遺伝性疾患(いでんせいしっかん)や知的障害(ちてきしょうがい)、ハンセン病患者らへの不妊手術(優生手術)を認めていました。医師が必要と判断すれば、都道府県が設置する審査会の決定を経て、本人の同意なしに手術ができたのです。しかし「優生思想」が差別につながるなどと批判され、96年に「母体保護法(ぼたいほごほう)」に改定されました。
これにより同性愛者、統合失調症、自閉症、ダウン症などの人口増加を防いでいたと言われています。
これも日本の話で22年前まで行われていたとは…
男性は結婚していたのか?
出典;https://article.auone.jp/detail/1/2/2/16_2_r_20180325_1521956321600197
奥様がいました。
5年前に他界されています。
男性は生涯独身でいようと思っていたそうです。
それが28歳の時に縁談が舞い込み結婚しました。
もちろん、子供ができないことは伏せての結婚です。
それがゆえに、親戚から心ない言葉をかけられます。
時代が、結婚・子供という時代ですから、言われるのも当たり前のことかも知れません。
妻がうれしそうに知人の赤ん坊をあやす姿を見るのがつらかったそうです。
自分に原因があるのですから仕方がないことでしょう。
ネット上の反応
ネット上では様々な意見がでています。
■こんなこと言いたくないけど、育てる能力がなかったのなら、子供を作るのは止めるべきって意味でしょ?
■今じゃ人権問題だけど、昔は合法だった訳だから、本人は可愛そうでも今の国に責任はほとんど無い
■お金がほしくて騒いでるしか思えない
Twitterでは
日本という国にそのまま従う人々が行ってきた行為。
ナチスとどこが違うのだろうか?
というか、過去形でなく、今も本質は継続しているまま。
OMG!!どこの国の話かと思いきや、日本の話だ!!何と酷い!!今の自公維なら遣りかねない
男性、国に対して意見が分散されています。
それだけ重大な問題であるということでしょう。
まとめ
今回の70代の男性は子供ができないと知っていながら、結婚をしました。
しかし40年連れ添った奥様が亡くなる数日前に、初めて打ち明けます。
奥様はうなずいただけで、
「私がいなくなっても食事はちゃんととってね」
と気遣ってくれたそうです。
この時、男性はどうして事実を打ち明けたのでしょうか。
また、この男性においては、なにも障害がなってとされているところに問題があります。
がゆえに、とても複雑な気持ちにさせられます。
男性は
「一人では手術の真相を明らかにはできない。私のような人はほかにもいると思うので、勇気を出して名乗り出てほしい」
と願っているそうです。
現段階では、旧優生保護法を巡っては、宮城県の60代の女性も国を相手取ってすでに提訴しているとのことです。