巧みな手口、甘い言葉で繰り広げられていたデート商法の男女が逮捕されました。
警視庁に、特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは、森田宏行容疑者(34)ら男女4人です。
事件の詳細や森田容疑者らの巧みな手口、宝石販売店の場所などを見ていきましょう。
Contents
事件の概要
森田容疑者は甘い言葉でターゲット女性の心をくすぐります。
「あなただから安くする」…
マッチングアプリで知り合った女性をデートに装って誘い出し、高額なネックレスを販売したとして、警視庁は9日までに、特定商取引法違反(目的隠匿勧誘など)の疑いで、宝石販売店「Crea(クレア)」(東京都豊島区)の責任者森田宏行容疑者(34)=東京都板橋区=と、従業員の男女3人を逮捕した。
これがまさにデート商法というものです。
その被害は相当なもので、
昨年6月~今年7月にかけて、被害は首都圏を中心に女性約200人、計9000万円以上に上るとみて調べている。
被害総額は、もっとあるような気がします。
どうやってターゲット女性に出会うかというと、やはり出会い系アプリでした。
4人の逮捕容疑は、今年1~5月、スマートフォンのアプリで知り合った20代女性3人を商品販売の勧誘であることを告げずに誘い、ネックレス3点計約120万円を販売するなどした疑い。従業員の男1人は容疑を認め、他の3人は否認している。
出会い系アプリには気をつけなければいけませんね。
3人は容疑を否認しているのです。
どうして事件が発覚したかというと、
警視庁によると「元値は80万円だけど、特別に40万円にする」などと言って売りつけていた。被害女性の相談で発覚した。
ということです。
悪いことは、バレるのです。
森田容疑者のプロフィール
名前:森田 宏行(もりた ひろゆき)
年齢:34歳
職業:宝石販売店「Crea(クレア)」 責任者
住所:東京都板橋区中丸町
現段階でわかっている森田容疑者の情報です。
詳しい情報が入り次第、追記していきます。
森田容疑者ら4人の顔画像は?
森田容疑者ら4人の顔画像はメディアで公開されてされています。
それがこちらです。
<森田容疑者>
日本人離れした、なかなかのイケメンです。
<小野寺太一容疑者>
小野寺容疑者は裏方役かな?
<川端俊吾容疑者>
これまた、渋めのイケメン?
「デート商法」だけに外見は大切ですよね。
<笹谷綾乃容疑者>
どうして女性が?
もしかすると男性メンバーの彼女?
この4人が連携を組み、高額アクセサリー販売をしていたのです。
「デート商法」の手口がヤバイ!
手口はまず出会い系アプリで女性と知り合います。
ここからは実例を紹介しましょう。
被害者Bさん(25)
「(出会い系)アプリで知り合って、お食事だけ行ったんですけど、わたしくらいの年の人は『借金してジュエリーを買うんだよ』と言われて、『50万円にしてあげる』と言われて、『消費者金融で借りてきて』って言われて」と話した。
この話術にだまされて、女性は、
誘われるまま、50万円の借金をして、ネックレス代を支払った女性。
さらにその後、女性はくわしい説明のないまま、クレジット契約を結ばされた。
また、そのクレジットの内容がエグイ。
その中身は、すでに現金で支払ったネックレス代50万円に加え、買ってもいない指輪代50万円、そして、クレジット手数料45万円のあわせて145万円を、60回払いで購入するというものだった。
なんだかわからないけど金額が、なんと3倍にも跳ね上がっているのです。
しかしBさんは、ぎりぎりセーフ!
引き落とし前にこれに気づき、クレジット契約は解除したそうです。
よかったぁ~
ですが、ネックレスは届かず、50万円も戻らずの結末でした。
もう一人の被害女性Cさんは、店での巧みな容疑者らの連係プレーとしつこい販売手口にやられました。
被害者Cさん(30)
「もう1人の男性が『こいつが会社に女性を連れてくるのは初めてで、本気で考えてあげて』みたいな。『あなただから、30万円にしてあげます』と、帰りたいのに、帰してくれない」と話した。
これってホストが使う手口に近いかも。
「○○さんとしか、同伴しないよ」ふうな?
あなたは特別、という感じ?
Cさんも30万円を支払い、商品は届かなかったそうです。
森田容疑者を筆頭に容疑者らは、出会い系アプリを利用し、巧みな話術と連係プレーで200人近くの女性を騙していたのです。
手口がヤバ、エグすぎです。
宝石販売店「Crea(クレア)」
おそらく宝石販売店「Crea(クレア)」はこの場所だと思います。
わかりにくいのですが、ウィンドウガラスに「宝石~~~」と書いてあるのでここだと推測します。
ネットの反応
ネット上では様々な意見がでています。
■男女間に限らず、知り合って間も無いのにお金の話が出てくるのはおかしい。
払うのも受け取るのも。■犯人らの強引な人間力に負けない、イヤです!と強く断れる人間力を養おう。
■古典的な手法に簡単に引っかかるもんだなあ。日本人はお人好しが多いからなあ。現代は疑うことも大事だと学ばないと。
■この事件の事を夕方のニュースでやってましたが、1人の被害者女性に指輪が届いたそうです。テレビ局の人がその指輪を鑑定してもらったところ、数千円程度の価値しかないものだったそうです。
■宗教の勧誘に似ている。
仲間で囲って逃げられなくする。
どちらも確固たる意志でNOと言えればいいが、何されるかわからないと恐怖を覚えたら言えないだろうなぁ。
ネットでは昔ながらの「デート商法」が、現代でも通用していることに対しての意見が多いようです。
まとめ
森田容疑者らは出会い系アプリは利用していますが、結局は人の心の弱さの隙間に付け込んだ犯罪です。
ネットでも古い商法とか、昔ながらの商法とか言われていますが、人の心というのは時代が変わっても変わらないということだと思います。
だから「デート商法」が現代でも成立し、被害者がでるのでしょう。
出会い系アプリだけでなく、すべてにおいてお金が絡んできたら気をつけるべし!
ということですね。