【唖然】熊本市議会で赤ちゃん連れ議員の出席認められず…でも、世界にはこんなにいますwww

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熊本市の市議会で、11月22日、生後7カ月の長男を連れた議員が同伴出席を認められず、開会が40分間遅れる「事件」が起こりました。子供を抱えて仕事を続ける母親たちにとっては大きな問題なのですが…

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女性議員が子連れ出席求め開会遅れる…

出典;https://news.goo.ne.jp/article/rkk/region/rkk-NS003201711221212550111.html

議会事務局によると、赤ちゃん連れで議場入りしたのは、緒方夕佳議員。

開会前に着席していたところを、議長や事務局が制止。

話し合いのため議会が40分間遅れて開会されることになったのです。

市議会の規則では、本会議中は議員以外が議場に立ち入ることはできないとされています。

事務局は

「赤ちゃん連れでの着席はこの規則違反にあたる」

と説明します。

話し合いを経て、緒方議員は長男を友人に預け、出席したのでした。

では、なぜ緒方議員はこのような行動をとったのでしょう…

緒方議員は記者団に

「子育て世代の代表として、子どもと一緒に議会に参加して発言できる仕組み整えるよう主張したかった」

と話したといいます。

また、全国市議会議長会は

「議員が子どもを連れて議会に出席しようとしたケースはこれまで聞いたことがない

といっています。

議会事務局の担当者によると、緒方議員からはこれまで議場に連れて行きたいという申し出はなかったとのことです。

「今回のことはいきなりだった。規則違反に当たるので認められなかった」

と話しました。

緒方議員から事務局側にはこれまで

「議会開会中に子供を預ける場所がない保育園やベビーシッター助成などの整備を」

との要望をしていましたが、​​​​

「議員を特別扱いできない

との理由で却下していたといいます。

一方、テレビ朝日などの取材に対して澤田昌作議長は、前日に緒方議員から申し出があったと明らかにした上で

「それについてはまた後日、ゆっくり話しましょうという話をした」

と話しています。

何度、要望をしても応じてもらえずからの、突然の行動だったのでしょうか。

では国会ではどうなのでしょう。

衆議院事務局広報課によると、慣例として議員本人にしか議場に入れず、これまでに赤ちゃんを連れて来た議員はいないとのことです。

「特段の決まりや法規はない。しきたりになっている」

(同課)といいます。

この、しきたり!というのが微妙で日本らしい表現ですよね。

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一方、世界では…

出典;http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/22/kumamoto_a_23285061/

一方世界に目を向けてみると、赤ちゃん連れの女性議員が議場に入る事例が、各国で広がりつつあるのです。

先駆けになったのは、カナダの新民主党のミッシェル・ドックリル氏と言われています。

彼女は1998年、オタワで国会に、7カ月の赤ちゃんを連れて来ました。

議長は注意をしたが、議場から追い出されることはなかったといいます。

海外議会は寛大だ!

2012年にはカナダの議員、サナ・ハッサイニア氏が、3カ月の赤ちゃんを連れて庶民院に現れました。

理由は、夫の都合が悪く、赤ちゃんの面倒が見れなかったからだというのです。

彼女はすぐに、赤ちゃんが起こした騒ぎで、議長から警告を受けたのですが、働く親が毎日直面する困難を表現し議論を引き起こしたのでした。

ハッサイニア氏は

 「こうしたことが考慮されないと、女性、特に若い女性政治に関わることを思いとどまってしまうようになります。これは非常に残念なことです」

と語っているそうです。

2016年1月にはスペイン国会でポデモス党の議員、カロリーナ・べスカンサ氏が赤ちゃん連れで国会に出席、こちらも物議をかもしたのです。

ヨーロッパでは、フォルツァイタリア党の議員、リチア・ロンズーリ氏が、この議論の主役を演じました。

なんとヨーロッパ議会でのことでした。

ロンズーリ氏の娘のヴィットリアちゃんは現在5歳になるが、彼女は生まれて数カ月の頃から、ヨーロッパ議会の常連なのです。

日本では考えられないことですね。

なんと自席で授乳した議員もwww

出典;http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/22/kumamoto_

アルゼンチンでは2015年7月、急進市民同盟所属のビクトリア・ドンダ議員が、赤ちゃん連れで議会に出席、自席で授乳までしたのです。

理由は赤ちゃんがお腹が空いていたからだそうです。

また、2017年5月には、オーストラリアのラリッサ・ウォーターズ元老院議員が、議場内で生後2カ月の娘に授乳したことが話題となっています。

出典;http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/22/kumamoto_a_23285061/

オーストラリアでは、その8年前、緑の党のサラ・ハンソン=ヤング議員が2歳の娘を抱いて議事堂に入り、退席を求められた事件がありました。

以来、一部の議員は規則を変えるために働きかけを続け、2016年にようやく赤ちゃん連れでの出席が認められたといいます。

ラリッサ議員はTwitterで

「娘のアリアが連邦議会で授乳された初めての赤ちゃんになったことを誇りに思います。議会には、もっとたくさんの女性や親たちが必要です」

とコメントしています。

この問題に関しては、女性議員だけではなく全国で働く女性にとっても大きな課題であり、どの職場でも改善してほしい人はたくさんいることでしょう。

しかし、一筋縄ではいかない日本社会。

働く女性の満足できる職場、いつになることか…

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