「117」に電話でかけると、「ピッ・ピッ・ピッ・ポーン、午前7時15分30秒をお知らせいたします。
ピッ・ピッ」こうした「時報」というものをあなたは、知っていますか?
「117」それって何???
出典;http://imagensnet-imagensnet.blogspot.jp/2013/04/papel-de-parede-relogio.html
最近の話なのです。
「117」の一回線がつながりにくくなる珍事件がおこりました。
2017年5月22日の「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)MC:マツコ・デラックス この日の番組は「ひと昔前の常識を若者に教えてあげたい件」がテーマであり、その中の一つとして、117番の「時報」が紹介されたのです。
すると、若い世代を中心に「知らなかった!」の声が続出…
番組スタッフが街角に出て若い女性に質問をします。
「117番に掛けたらどこにつながるか知っていますか?」
その答えは、
「全然知らないです」「郵便局?」「コールセンター?」、
実際にかけて見せるが首をかしげます。
それはそうでしょう。
彼女たちは、そもそも「時報」というものを知らない? のです。
「時刻~?」
「しょうもない!」
「携帯見ればわかる」
「一生かけることなくない?」
出典;https://matome.naver.jp/odai/2147674496174434901
これには、CMのマツコ・デラックスさんも「この野郎~……」と苦笑いするばかりです。
番組でマツコさんも言及していましたが、たしかにかつては、時計の時刻合わせの時など「時報」を使用したものでした。
また、大事なイベント電話。(恋人の誕生日・クリスマス・新年)
誰よりいち早く、正確な0:00に「おめでとう」が言いたくて、「時報」を家電で聞きながら、自分の携帯電話で会話やメールを送信したものだったのです。
しかし現在は、自動的に時間を合わせてくれる電波時計や、携帯電話・スマートフォンの普及などによって、その需要は減少の一途をたどっているということになります。
さみしいですが、私たちの生活から「時報」はすっかり縁遠くなっているのが事実なのです。
珍事件勃発!!!
出典;https://bbq-tw.com/2014/06
過去にもない事件が起きたのは番組が終了してからでした。
番組を見た視聴者たちが次々、「117」に電話をします。
番組を見て初めて存在を知り、試したのでしょう。
結果、ツイートは
「117かけたら混み合ってるってwwwwww」
「夜更かしみて117にかけたら回線パンクしてたwwwwww」
「117電話掛けてみたらただいま大変混み合っていますって言われたwwwwww」
こんな珍事は、NTT東日本でも起こったことがないといいます。
今回は、大半が携帯電話の利用者だったということも大きな原因でした。
まさに「月から夜ふかし」のマツコ効果ですね。
<コメント>
「177もあるよね 天気予報 昔は117や177をよく利用した」
「昔はよく聞きながら時計合わせてたなぁ~」
「このころは・・・ ダイヤル式の黒電話だったなあ」
どうやら、コメントの多くは「ゆとり世代」ではない人たちらしいです。
ひと昔前の常識は、ゆとり世代のビックリ!!なのでしょうか…