大賞決定！「サラリーマン川柳」

 出典；https://matome.naver.jp/odai/214488740714

大賞は、【ゆとりでしょ？そう言うあなたはバブルでしょ？】(作者：なおまる御膳・３０歳女性）に決定。

応募総数５万５０６７句、これは去年より１万５０００以上多い応募数だ。

川柳と俳句は違うものだが、これはTV「プレバト！！」（TBS系・木曜午後１９時～）の俳句のコーナーの影響もあるかも？知れない。

作者は『サラリーマン川柳コンクール』誕生の年に生まれた女性で、過去最多となる約１１万４０００人からの投票のうち５８２２票を獲得し、圧倒的な強さで大賞を受賞した。

彼女は、バブル時代は全く知らないだろう。

作者のコメント

年代で一括りにされがちですが、どの世代にも様々な人がいて、それが良さでもあるのです」

なかなか、深みのあるコメントである。

「ゆとり世代」と「バブル世代」仕事・恋愛・考え方と価値観に違いがあることを表現した作品だ。

どちらの世代も象徴的なネーミングであり、世代間のギャップをコミカルに表現しているのではないだろううか。

永遠に埋まらない世代間。

次に新しい世代が出現して、また、それぞれの世代とのギャップが生じる。

この現象は続くことだろう。

２位　【久しぶり！ 聞くに聞けない君の名は】（健忘賞・５８歳男性）

３位　【ありのまま スッピン見せたら 君の名は？】（もすぐ花嫁・２６歳女性）

４位　【同窓会　みんなニコニコ　名前出ず】

５位　【「パパお風呂」　入れじゃなくて　掃除しろ】

６位　【君の名は　ゆとり世代の　名が読めず】

７位　【病院で　サミットしている　爺７】

８位　【ばあちゃんが　おしゃれにキメる　通院日】

９位　【オレのボス　ヤフーでググれと　無理を言う

１０位【職場でも　家でもおれは　ペコ太郎】

今回の作品の特徴は、「ゆとり世代」と呼ばれる年代がバブル崩壊後入社した上司を皮肉った作品が目立つ。

毎年だが「サラ川」が発表されると、時代は常に変化していると言うことを痛切に感じさせられる。

まぁ、内容は変われど上司と部下の関係は、とりあえず、続いているようだ（笑）