藤井聡太四段が澤田真吾六段(25)に勝利。
自らの持つデビューからの公式戦連勝記録を28に伸ばし、快挙を成し遂げました。
藤井四段(14)30年ぶりの偉業達成
将棋の史上最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が21日、大阪・関西将棋会館で王将戦1次予選に臨み、澤田真吾六段(25)に勝利しました。
ついに、30年前に神谷広志八段(56)が打ち立てた最多記録に並ぶ偉業を達成しちゃったんですね。
マスコミはもとより、日本中が大騒ぎ!
藤井四段は、本当に負け知らずの棋士ですね。
「普段通りと思って」と臨んだ藤井四段、
「序盤は攻め込まれましたが、なんとかしのいで反撃の形にもっていけてよかった」
と一戦を振り返り、大記録達成には
「思ってもみなかったこと。幸運です。ツキがありました」
と笑顔もみせてくれました。
なんだか14歳にして、インタビューの受け答えも場慣れしてきましたね。
次の試合は新記録に挑戦ですよ。
次戦は竜王戦決勝トーナメント。
藤井四段は
「気を引き締めて臨みたい」
と話し、前日20日に現役引退が決まった加藤一二三九段の話になると、
「寂しい。先生の姿勢を見習って一局一局、全力投球していきたい」
と引退をする先輩棋士を立てるコメントをするところなんか、本当に14歳?って感じです。
対戦した澤田六段は
「普段通りの一局のつもりだった。前回を反省して臨んだが、途中で間違えてしまった。熱戦にならずに残念です。(藤井四段は)ミスが少なく、隙がない」
と脱帽した様子です。
本当にすごいのでしょうね、棋士藤井聡太四段(14)って…
偉業に各々の棋士は…
出典;http://www.jiji.com/jc/p?id=20170621185007-0024290719
とにかく、それぞれの棋士が驚きと称賛のコメントを言っています。
【羽生善治三冠】
神谷八段の偉大な記録に並ぶとは驚嘆の一語に尽きます。
【谷川浩二九段】
普通の棋士ではなかなか経験できない貴重な半年間を、大きな財産として、将来に生かしてほしいと思います。扇子の言葉の通り、大きな志を持って時代を築ける棋士を目指してください。
【日本将棋連盟会長・佐藤康光九段 】
14歳という若さでこの偉大な記録に並ばれましたことに敬意を表します。次局も大変な注目が集まるかと思いますが、全力を出し切ってもらいたいと願います。
28連勝を打ち立てた本人
【神谷広志八段】
こういう日が来るかもしれないと考えていましたが、まさかデビューから無敗で並ぶ人がいるとは夢にも思いませんでした。将来のスーパースターと一瞬でも肩を並べることができてとても光栄です。
将棋を指せば指すほど強くなる、スーパー中学生、藤井聡太四段。
安定してミスのない将棋は、いつまで続き、連勝を伸ばすのでしょうか。
藤井四段の29連勝がかかった対局は
2017年6月26日(月)10時~
対戦相手 増田康宏四段(19)
2人とも、お若いですね。
これからの将棋界を引っ張っていくのは、10代の藤井四段と増田四段なのでしょうか。
新記録が出るかもしれませんが、お互いに頑張ってほしいですね。
将棋ファンでなくても、楽しな対局です。