衝撃的なニュースが入ってきました。
東京・練馬区の認可外保育施設で生後6か月の男の子が死亡した事故で、男の子がうつぶせの状態で見つかっていたことが新たに分かりました。
事故があった認可外保育施設は「若草ベビールーム」です。
男児が死亡した詳細や「若草ベビールーム」の場所、実態を見ていきましょう。
事故の概要
子供を信頼して預けていたはずが、まさかこんなことが起きるとは…
この事故は3日、練馬区の認可外保育施設「若草ベビールーム」から生後6か月の男の子が病院に運ばれ、その後、死亡したものです。東京都は4日に施設を立ち入り調査しましたが、その後の警視庁への取材で寝かしつけた60代の女性職員が、「ミルクを飲ませた後、あおむけに寝かせた。発見した時にはうつぶせになっていた」と説明していることが新たに分かりました。
その時の状況が、明らかになってきました。
直後に対応した医師は
「全く意識がない、反応もない、動きもない、呼吸もない状態。(職員が)ボンボンボンボンと体をたたいていたらしいです。慌てて」
と話しました。
職員が男児の体をボンボンボンとたたいた行動は、ミルクが詰まったと思ったからでしょうか。
ゲップさせるのであれば、ミルクを飲ませた後にすることでは?
もしかすると対処が遅かったということでしょうか。
「若草ベビールーム」の園長の顔画像
鈴木数子 園長の顔画像はメディで公開されています。
それがこちらです。
逃げも隠れもしません、という感じでメディア対応をしている様子が伺えます。
「若草ベビールーム」の実態
その時の状況というと、施設は職員3人態勢だったといいます。
何人の子供を預かっていて3人態勢だっのかは、はっきりとわかっていません。
取材に応じた園長が明らかにしたのは、
「いつも15分くらいで見るのが、30分になってしまった。その30分がいけなかったんです。15分を厳守しなければいけない。だから私の落ち度です」
と話しました。
いけなかった、厳守しなければ、私の落ち度、で済む問題ですか!
あなたたちの管理不行き届きで子供が死んだのですよ。
その責任はどうとるのですか!
この現場の実態は今回だけではないと思わされる、園長の会話です。
警視庁は、
職員らが目を離している間に男の子がミルクを詰まらせるなどして窒息した可能性が高いとみて、業務上過失致死の疑いも視野に捜査しています。
また、この施設では今年の1月の立ち入り調査で「乳幼児突然死症候群の予防への配慮が不足している」などと指摘を受けていました。
そして3月に状況を改善したとする報告書を提出していたこともわかっています。
本当に改善されていたのでしょうか?
ずさんすぎる経営の実態が見えてくる気がします。
詳しい捜査状況や情報が入り次第、追記していきたいと思います。
「若草ベビールーム」の場所は?
事業開始は1978年5月1日。
40年も続いている、認可外保育施設のようです。
「若草ベビールーム」のホームページはこちら
これまでこつこつと積み上げてきた信用は今回のことで、ガタ落ちと思います。
ネットの反応
ネットでは様々な意見がでています。
■あってはならないことだし、亡くなった子は気の毒。
保育園は預かる側だから責任はある。でも厚生労働省の調査で平成22〜26の5年間で0才児の窒息死が160件。1年32人が家庭内で窒息死してる。
保育施設で窒息に限らず事故死したのは平成28年の1年間で13人。家庭内事故の半分以下。家庭内の事故は報道されないことが多く保育園だけがニュースになるから多く感じるだけで。子供のいのちはちょっとしたことで失われる。
保育園は危険だ、だから預けない方がいい、ではなくて大切なのは家庭内でも保育施設でもより一層の注意が必要だってことなんじゃないかな。■無認可だからとか関係なく、自宅でも起こりそうな事故ですね。
職員の方は、何か起こったらすぐに対応できるように、少しも子供の側を離れず観察してないといけないので大変なお仕事ですね(*_*)
Twitterでは
練馬区大泉学園にある無認可保育園の若草ベビールーム、赤ちゃんの死亡事故あったらしい。
鑑識と警察の人数すごいよ。 pic.twitter.com/2tKoUNjY2t— poyo (@ppppoyoo) 2018年10月3日
この時の画像がこちらです。
出典:Twitter
興味のある方が多く、ネットでは真剣な思いが投稿されています。
まとめ
どんな状況であっても保育施設とは、よそ様の子供を預かっているという重みを日々感じながら務めて頂きたい仕事の一つです。
信頼して親は預けているはずです。
ですから今回の男児を死亡させたという事件は残念でなりません。
亡くなられた男児のご両親の気持ちを思うと苦しくなります。
保育園入園問題は、まだまだ深い闇の中、光さえ見えてきていない状況でしょう。
亡くなられた男児のご冥福をお祈りいたします。