ツイッターに「朝日新聞、死ね」と書き込むなどの問題発言で有名な日本維新の会の足立康史衆院議員(比例近畿)。初著書「永田町アホばか列伝」(悟空出版)の売れ行きが好調だそうです。
初の著書「永田町アホばか列伝」…
出典;https://www.j-cast.com/2017/11/28315117.html
その内容は、与野党の国会議員を名指ししながら厳しく批判するものです。
普段の過激発言の延長だとも言えそうなのですが、読者の評価は5点満点の4.6で、かなり高いものとなっています。
「炎上路線」で書籍が売れる場合、レビュー欄は高評価と低評価が入り乱れることが多いのですが、今回はそれとは対照的になっています。
足立氏は2017年10月、初の著書「永田町アホばか列伝」(悟空出版)を、衆院選(10月22日投開票)の直前に執筆しました。
議場で「アホ」と罵倒してきた旧民進党への罵倒が最も多いのですが、目次だけでも凄いことになっています。
例えば
「『シロアリ』の影でコソコソしていた陰鬱な貴公子」(前原誠司衆院議員)
「不倫は犯罪ではないがガソリンプリカは犯罪だ」(山尾志桜里衆院議員)
「何がしたくて総理に返り咲いたんですか?」(安倍晋三首相)
「『子ども保険』は財務省に乗せられているんでしょ」(小泉進次郎衆院議員)
と、気持ちの良いほどの表現でつづられています。
菅官房長官「頂戴をいたしました。読みました。私の感想は控えます」
出典;http://www.sankei.com/politics/photos/170515/plt17051500
足立氏の著書は、11月24日午後の官房長官会見でも話題になりました。
会見の場で「アホ」「ばか」という単語を使うのは憚られると思ったのか、政治ジャーナリストの安積明子氏が
「ちょっと『官邸コード』に引っかかりそうなのでタイトルは控えますけれども、長官の方に本を贈呈されたそうなんですが、お読みになりましたか?」
と、書籍名を伏せて質問。
菅義偉官房長官はニヤリと笑みを浮かべながら
「頂戴をいたしました。読みました。私の感想は控えます」
この官房長官の答えには、会見場からは笑い声が上がりました。
このやり取りが売り上げ増につながった可能性もありそう…
アマゾンの平均点4.6のレビュー欄には、
「共産党・公明党含め右から左まで扱っている」
「元エリート官僚だっただけあって、頭脳明晰、物事の見方や分析力が的確で説得力がある」
といった声がならんでいます。
「永田町アホばか列伝」、アマゾンのランキング!
出典;http://www.sankei.com/politics/photos/170515/plt17051500
2017年11月28日夕方時点で、「政治家」「議会・国会」の2つの分野で1位でした。
「日本の政治」では2位、アマゾンの本全体では106位です。
アマゾンの売れ筋ランキング情報を収集・発表しているウェブサイト「amaran」によると、11月10日には24位にジャンプアップしましたが、その後はほぼ「右肩下がり」となりました。
11月22日には299位にまで下がりましたが、その後再び回復し、11月26日には49位に回復しました。
現在はアマゾン予約が大変順調のようですよ。
評判が評判を呼んで、アマゾンベストセラーランキングではベスト10入りするほどの大反響!
さらに重版が決まっています。
現役国会議員が書いたと思えないような題名と内容に興味深々…
さすが問題発言連発の足立議員、やってくれますね(笑)